「惻隠の心は仁の端なり」
「惻隠の心は仁の端なり」
人の不幸を哀れみ、痛ましく思う心は仁を身につける為の糸口である
という孟子の教え。
こんにちは、真実の愛を伝えるセラピスト Hitomi です。
ブログ中断していた流れの中で占いの館キセキの出演もお休み頂いたりしていましたが。
実は叔父の訃報を受け親族と共に濃い時間を過ごしていました。
幼少期、私は両親の離婚で父方に引き取られました。
住んでいた関東から神戸の祖母宅に預けられ、当時同居していた叔父叔母に実子のように育てられました。
私が小学三年生の時に従弟が生まれてからも分け隔てなく育ててくれました。
小学校6年生になるまでの約8年位、父親の存在は月に一度会える人で、日常では叔父が父親がわり。
必要以上に厳しい一面もあり、小さな頃は凄く怖い存在でしたがお正月、節分、誕生日、クリスマスは勿論、沢山のイベントを企画し楽しませてもくれました。
大人になってからは、叱られることもなくなり、叔父からすれば会えばずっと話が弾む関係をきっと心地よく思ってくれていたと思います。
叔父の部屋には約一年半前に彼が入院した時に私が書いた葉書が写真立てにいれて大事に飾ってあったり。
私が社会人になった時の名刺や、結婚の時の招待状と共に添えた手紙までも保管してあったり。
お見舞い時に暇つぶしにと私が渡した本はラップに包んで大事にとってあったりして。
親子でもなく、叔父と姪という単純な関係でもなく…
私の人生の中で大切な存在だったと亡くなったことで改めて感じることができました。
その彼のお部屋で見つけたのが
「惻隠の心は仁の端なり」
冒頭に上げた孟子の言葉を書いたもの。
遺品として持ち帰ってきました。
その言葉を部屋に飾る彼は本当に人間らしい人だったなあと。
叔父の生き方は、正直、偏りがありすぎたなぁと思うところと、
それでも、内なるものは愛に溢れていたなぁと…
私を引き取り、大事に育ててくれた思い出を思い返しながら時を過ごしています。
彼の死に関しては、不思議な偶然というものがいくつもあり。
彼の意識が人を介して動いていたのだなぁと感じることが沢山ありました。
今後の私の人生の中で、
「惻隠の心は仁の端なり」
叔父が掲げたその言葉を私なりに模索し、
叔父の大切にしたかった思いを受け継ぎたいなとも思います。
なにはともあれ、大切な人の死に思うのは、
もっとマメに会っておけば良かった…
もっと一緒の時間を過ごしておけば良かった
離れて暮らす大切な家族を亡くした時、生き残された誰もが思うことなのかもしません。
いずれにせよ、
今日という1日は、今日、今にしかない1日。
生きてる私達誰もが関わる人との一期一会を大切に生きられますように。
今後のHitomi の活動について準備中です。
決まり次第ご報告させて頂きます。
そのため新たなセッション申込みは今暫くお待ち下さい。
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今日も皆様の愛の種が元気に育ちますように🌸
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